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昔話:カエルと鶏と氷雷魔

×××××がビクトリアアイランドに降り立ったのは何年か前のことです。

彼は右も左もわからない初心者でしたが、弓使いに転職するという目標はありました。

ほどなくしてその目標は達成されます。

×××××は自分の知らない場所に行くのが大好きで、これは彼の後の冒険者たちにも受け継がれました。





あるところにスピネルという旅行案内人がいました。

スピネルの前には人だかりができていて、なんだか楽しそうでした。

人だかりの中のある一人が声をあげました

「今から一緒にタイランドへ行こう!」

彼はレベルの高い魔法使いで、周りの人たちは×××××と同じ初心者冒険家でした。



スピネル 




×××××は、はじめてグループに入ることになりました。

グループに入ると、他の人には聞こえないグループ専用のチャットができました。

グループチャットでの何気ない会話が、何か秘密の作戦会議みたいでわくわくします。

「次のマップで狩をしよう!」「おお!」





初めて見るモンスターは、かわいいカエルでした。

緑の小さなカエルを、×××××と初心者立ちが一斉に狩り始めました。

リーダーの魔法使いは、一人で上の方に行きました。

彼は一人でニワトリを倒しています。

ニワトリは強くて、×××××達では倒すのが大変なのです。


kaeru.png 



魔法使いが木が生えるような魔法を使うと、画面の右上にアイコンが出ました。

何が変わったのか分かりませんでしたが、何か強くなったような気がしました。






しばらく狩をしていると、×××××の弓矢が切れてしまいました。

×××××は弓殴りでどうにか戦おうとしましたが、なかなかうまくいきません。

それを見た冒険家の一人が、彼のそばに少しの弓矢を落としました。

それに続いて他の冒険家たちも次々に弓矢を落としていきました。

×××××は何度もお礼を言いながら、再びカエルに立ち向かいました。






誰かが隣のマップに行って、グループチャットで悲鳴を上げました。

皆で行ってみると、一人の冒険家が死んでしまっていました。

近くには赤くて大きなカエルがいて、こいつが原因だと全員が理解しました。

冒険家たちは束になって大きなカエルに攻撃し、次々に空から墓が降りました。






そこに魔法使いが来ました。

彼は一瞬で大きなカエルを倒してしまいました。

×××××の目には、彼の使った雷のような魔法が焼き付いていました。





しばらくして、誰かがいなくなりました。

それを境に次々とみんなログアウトしていき、×××××も続きました。

魔法使いは最後に「またね」と言いました。

×××××も「またね」と返しました。

彼らが再び出会うことがあるのか、それは誰にも分りません。





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